104.猛暑日の乳と薬価と宝くじ
暑い日々が続いていますね。
暑いって言いたくないけど、
暑い！
噴き出る汗
滴る汗
なにもしていないのに、
１日ハンドタオル5枚です。
だから、もうノースリーブですね。
右リンパ節を取っていますので、
脇の下にリンパ節切除の
切り取り傷がございますが、
腕上げずに、
つり革は左持ちで
ノースリーブ出勤しております。
偽おっぱいですが、
気にしません。
胸張って「ノースリーブ」です。
誰もおばチャンを見てはいません。
ですが、
傷口に汗が溜まって
かゆいのです。
ブラの下にも汗溜まるでしょう。
本日は3ヶ月ごとの
定期検診でした。
病院につくや、大量の汗。
もうびっしょりです。
そのびっしょりTシャツを
脱ぎ着して、
レントゲンに加えて、
マンモグラフィです。
びっしょりですヨ、
私も機械も。
更に採血は、
血管が出てくれない。
血管が出ずに、血管探しです。
今日は2度さしです。
とほほ
汗は出るのに、血は出ません。
更に本日のオチは、
病院の骨密度計が作動せずに
次回見送りです。
会計では、
クレジットのプリンターの
紙切れにあたり会計で立たされて、
待っております。
全て暑さのせいです。
元々、
予約済みだった日程を
変更して今日になったのに、
朝からトラブルが続いています！
こういう日はあたり続きで
宝くじでも買おうか。
そう、サマージャンボを買おう！
帰り道にある、
みずほ銀行の窓口へ。
窓口には、
なんと大安吉日の旗が‥。
買うしかない！
サマージャンボ10枚バラで。
そこで、窓口のお姉さんが、
今はミニもやっています〜よの一言。
7億じゃなく、7000万の「ミニ」を教えてきた！
今日のアクシデント続きですし、
ここは、お姉さんに言われるがままに、
サマージャンボミニを
購入しました。
7億って、頭が動かない金額ですよね。すごすぎて
そして、その後、
新しい調剤薬局で薬を処方。
そこでも一波乱。
いつもより薬価が高い！（同じ量・同じ種類）
なぜかしら？
ジェネリックなのになぜか？と
聞いてみたら、
薬の名前も同じ、効果も同じということ。
なのに、（調べてくれました）
１つ80円違う。
これの3割負担だから、
一粒 24円高い×90日分は、
2160円 違う
すごく高い！
えー！
薬って、
全国どこでも同じじゃないの？
ビックリ。
薬剤師さんが、
ウチはこの値段だから、
次回は前の調剤薬局の方がいいですねーとな。
親切というか、優しいというか、
正直だけど、
90日分まとめてもらっているで、
次回は3ヶ月後です。トホホ
俄然、絶対宝くじ当たるような気がしてきた。
血も取られたので、
肉でも食おうと
ランチタイムに店へ。
ところが前に並んでた3人でセット終了！
肉を食べに行ったのに、
カレーならあると、
シブシブ、
松尾スズキ似の店員さんに
説得されて、
今まで食べた事のない、
人生初のラムカレー。
もう絶句ですヨ。
ラム好きは好きかもですが。
ランチタイムに
この一連のありえない珍事の話をした友人から、
最後にlineがきた！
本日サマージャンボ発売期間中
最後の大安らしいですよ！
いよいよ
鼻息が荒くなるばかりです。
今日無事に帰宅できますように。
追記
暑い、暑いとほざいて申し訳ございません。
西日本豪雨に見舞われた方々、心よりお見舞い申し上げます。
決して他人事ではありません。
日本中どこにいても、天災があってもおかしくありません。
お身体には、くれぐれもお気をつけくださいませ。
103.日進月歩
体験記をブログに書いてから、
たくさんの友人 及び
訪問してくださった方々がいます。
つたない文章にもかかわらず、
改めて、ありがとうございます。
想像以上に、
私自身の日々の
生きる力となっています。
先日、
近所の小さい時から知っている
女性が、乳がんステージ1で見つかったと話を聞くこととなった。
私よりずいぶんと若いから、
きっとショックも大きいかったと
思います。
それを聞いて、
ちょっとでも不安になったら、
読んでねとこのブログを
ご紹介した。
何やかんやあったけど、
今も元気にやってるよ！ってね。
とはいえ、
道のりは、
一言では言い尽くせないからね。
後日、その親御さんから、
「だいぶ、気が楽になったみたいだよ」って言うお言葉をもらった。
あーこんなブログでも、
ちょっとは役立ったんだなぁと
いう思いと
身近にも、
たくさん闘っている人が
いるんだなぁと
改めて思いました。
でも日進月歩で
医学は進歩している！
絶対！きっと！
技術や医学ってある日、
劇的に
飛躍的に進むものでしょう。
ちょっと前までなら、私も、
Tシャツなんて、
もう着れないんだろうなって、
おしゃれもできないなって、
思ったけど、
「MY偽おっぱい」は、
この夏も私のＴシャツ姿を
応援してくれています！
悲しいかな
体重リバウンドが、
おしゃれを阻止してますが。
先日も、登山帰りに
温泉に行きました！
おっぱいの術後の傷後は
残るけど、
気にしない！
温泉サイコー！
(傷が特に治りにくい体質だから、
まだまだ傷跡はあるけどね)
M先生のおっぱいは、
なんと、温泉にも入りましたヨ！
前ならできなかった事が
今なら、出来る程に
進歩しています。
もっともっと、
「偽おっぱい」の人が平気で
温泉にも入れる様に
なったらいいなぁ。
色んな事を、諦めないで！
頑張ろうって。
自分にも、彼女にも
同じく戦っている女性にも！
ウフフ！今日も元気です！
PS.
湯上がりビールを飲んだら、
顔真っ赤、全身真っ赤、
「偽おっぱい」だけが、
平然としておりました。
102.薬の話
ずーっと服用している薬の話。
薬が高い‼︎
って話をしたけれど、
ずーっと飲み続けているのは、
この2種類。
Ａ:ノルバデックス錠20mg
抗エストロゲン作用により、女性ホルモンの働きを抑制し、
乳癌の治療に用いられます。
Ｂ:エディーロールカプセル0.75mg
骨の新陳代謝を改善し、骨密度を増やし骨を強くして骨粗鬆症による骨折を予防。通常、骨粗鬆症の治療に用いられるそうだ。
お薬の説明では、先生曰く、
Ａ:身体の中のあやつが悪さをする前にくっついて、ブロック。
(ザックリすぎる)
エストロゲンにくっつこうとするガン細胞にアタックして増殖を抑える。
Ｂ:乳がんは骨に転移しやすく、
特に更年期の骨密度が低下しているから、骨密度も増やしつつ、骨に転移しないようにしようねって薬。
と説明してくれた。
これを飲み続けると、
様々な副作用が出るとは聞いていたけれど、しばらくすると身体の異変に気がついて、不安になる。
すかさず、
検診の時に先生に聞いてみる。
ー薬を服用してから、
なんか「イライラ」が止まらないですよ。ちょっとした事でイライラしたり、落ち込んだりして。
これって副作用ですかね。
ーそうかな、そんなイライラしていたり、気分が落ち込んでいる様には見えないけどね。
あまり取り合ってくれない感じだ。
ー骨がポキポキしてしまうんですよね。先生見てください！
右手の親指をポキポキさせて見せてみる。関節が強張っているんですけど。
ーそれってバネ指じゃないの？
ーそ、そうなんですか？
腱鞘炎デスカ？
いずれも、顕著に出る副作用じゃないんじゃないかなと、言いたげな感じ。
乳がんは、
女性ホルモンが影響しているから、
ホットフラッシュや腱鞘炎や肩凝り、むくみなど全て更年期症状とかと関わっているから、副作用だかなんだかはごちゃ混ぜな感じだ。
でもね。先生！
薬の副作用って言ってくれたら、
「それじゃ〜仕方ないな」って思えるから、気が楽になるのに。
薬のせい！って思ったら、
気が楽になるのに。
何かのせいにしたら、
仕方ないよねーと
か諦められるのにっていう話。
一先ず、更年期症状継続中！
101.3ヶ月検診✖️6回 1年6ヶ月検診クリア
ただいま、
3ヶ月ごとの経過観察中です。
なんとか、6回目の
1年半検診もクリアしました。
術後の半年間を経て、今もまだ
3ヶ月毎の経過観察中です。
3ヶ月毎の検診はというと、
レントゲンと血液検査。
それに6ヶ月毎に、
精密検査が加わり、
マンモグラフィと
超音波検査となる。
6か月の検診フルは
ほぼ10000円コース。
薬代が、3ヶ月ごとで
10000円ほど。9658円
(国民健康保険3割負担)
ジェネリックです。
ジェネリックでと言わないと、
3倍です！
ジェネリック薬で、
1か月6666円ほどの計算だ。
結果、オペで取り除いたとはいえ
薬は必要。
薬の為にも、
働かねばならないのです。
というわけで
2016年の
リオオリンピックイアーの
8月８日にオペをしてから、
1年半経った今も
定期検診を受けながら、
日々を過ごしています。
※絶対忘れないオペ日は、
N先生が、笑いながら、
末広がりで縁起いい日だねって、
言われたのをずーっと覚えているから。
オペは先生頼みだから、
「藁をもつかむ」気分の時に、
縁起担ぎもあって
(丁度先生のオペが空いていたので、)
すかさず8:8の日に予約入れた。
今となっては、
良かったのかもしれない。
今！
体力の衰えと乳癌再発予防にと
山に登り始めました。
いつかは、死ぬまでには、
(当たり前だけど)
富士山の頂上に立ちたいと
日々低山を特訓制覇中です。
がんサバイバーに
なってからのほうが
積極的に運動を
するようになったかも
知れません。
一病息災
目指せ富士山登頂！への道。
低山登頂中です。
駅の階段も、
会社の階段も、
登ります！
また、
追ってご報告できたらいいなぁ
とか思っております。
100.ウィッグウーマン卒業 １年後のGW前
１ヶ月に１cm。
髪の伸びる早さだ。
治療も経過観察に入って、
３ヶ月検診の日々だが、
髪の毛が伸びないので、
ウィッグウーマンの日々。
でも、１８ヶ月にして１８cm
超ベリーショートにはなってきた。
ウィッグウーマンも卒業かなと、
プライベートでは、
超ベリーショートで
ゴールドコーストに行ってきたが、
会社でのウイッグ卒業の時期は
見計らってきた。
一度脱ぐと決めたら、
またウイッグをかぶる時は、
再発した時になるだろうから。
脱ぐ時は、
かぶった時と同じように、
出社１日目は緊張するだろうなと思っていた。
出社前に、
何度もパパと娘に確認して、
『大丈夫だから〜〜』と
うざがられながらも、
いよいよ会社へ。
会社の扉の前で、深呼吸。
『おはようございます〜』
「うわ〜いいじゃない」
「かっこいいよ」
と、評判は
思った以上によかったから、
一安心。
ちょっとしたさざ波ぐらいを立てて、
仕事に戻った
（今日さえ乗り越えたら、
周りも見慣れるからね。
今日1日を乗り越えよう）
行く先々で、
ちょっとした「ウオ〜〜〜」の
砂嵐⁉️を巻き起こして、
１日を終えた。
ウイッグを意識していたつもりは
なかったのだが、
職場でウイッグを脱ぐと、
なんとも言えない、
自身で意識していなかったが
解放感があった。
すっかり、
ウイッグも自分に
定着したと思っていたけど、
ウイッグをいざ脱ぐと、
ありのままの自分が
戻ってきたような。
そんな時、
ふとN先生の言葉を思い出した。
『長い長い道のりを歩いてきたけど、
これからも続く道のり、
どう行くか、
どう生きるのかは自分次第だよ。
すぐに生きるか死ぬかは、
誰にもわからない。
それは、
癌患者じゃなくても、
そうだろう。
でも、
一度経験した道だから、
まずは「よくここまできたな〜」と。
これからの道も、
自分と向き合って進め』とな。
N先生の「乳癌百話」の
最後のあとがきで、
津軽出身の先生が、
津軽弁で書いている文章だ。
それを、ふと思い出した。
長い長い道のりだったな〜と、
ウイッグを脱いだ時に、
ふと自分に帰ってきたんだなと思った。
意識はしてこなかったはずなのに、
そんな感情が湧いた。
N先生とI先生という
全く違うタイプの先生に出会って、
そして、家族や友人、
同僚の人たちがあって、
ここまで来ることが
できたんだな〜と。
N先生は、高名な方なのでお会いしても
お話するお時間もままならないほどだけれど、
その代わりじゃないけど、
１冊の本をいただいた。
これが、「乳癌百話」。
この１冊が、
ネットの膨大な情報量に
埋もれることなく、迷う事なく
進むための私の道標となった。
そして、
道端で不安で迷った時には、
主治医のI先生が
やんわりと導いてくれたような気がする。
きっと、死ぬまで、
この闘いは続くのだろう。
毎日思い起こされる。
寒い日の朝だったり、
残業後の疲れが溜まった時だったり、
気圧の谷間だったり、
傷が疼いたときだったり。
共に生きるとは
そういうことなんだと思う。
そして、何気ない日常に感謝しつつ、
悔いなく自分に素直に生きていこう、
とな。
ここまで、
つたないブログを読んでいただき
ありがとうございます！
誰かの為にと思って書いたことでしたが、
結局は自分の中で改めて振り返る
事となりました。
喉元過ぎると、辛かった事は
忘れてしまいがちですが、
今、同じ様に戦っている人もいる。
しんどいけど、きっと大丈夫。
これまで支えてくださった方々に感謝。
一番初めに読んでくれた、親友ゆかちゃん。
そして、人生の先輩で、校閲のプロで
誤字脱字を整えてくださったＳ野さま。
そして、毎日皆勤で読んでくださったM子さま。
そしてそして、ご訪問いただいた皆様、
ありがとうございました。
美乳癌 100話目。
また、気がむいたら、読んで下さいませ。
皆様に幸あれ！
99.ご褒美のゴールドコースト行き
98.採血の神（術後6か月検診）
6か月の検診は、
レントゲン＆
血液検査＆
超音波の4点セット。
早々に、
先生の診療を終えて、
4点セットに向う。
検査って、
試験みたいに挑む感じでいやだよね。
さらに、
結果待ちも合否判定みたいでいやですよね。
だから、
超激混みのマンモグラフィー前でため息。
レントゲン室前でため息。
血液検査室で
（「採血の神に感謝」の話は後出）、
さらに、超音波室で、ぐったり。
検査なので仕方がないとはいえ、
9:30に病院に入って、スタート。
午前中いっぱい、検査の連続です。
仕方がないけど、
不安と検査で、
本当にぐったりです。
どれもこれもで、ぐったりの中、
採血で感謝っていう話は、
何度も採血して気がついたことなんだけど、
どの先生や看護師さんも全員が
採血上手とは限らない。
腕が紫になったり、
何度も刺し替えたりしたりもします。
ですが、
通院中の病院の採血室の看護師さんは、
私のような血管が埋まっているタイプの腕にも、神技なのです。
とっても上手な方にあたって感謝。
治療中は、何度も何度も採血するので、
この「採血の神」に出会った時には、
その手を思わず、
握りたくなったほどですっていう話。
