美・乳癌(乳がん) ステージ2戦闘記 binyugan’s diary

乳癌と共に生きるってこと。考えてみたらこうなった

90.あなたのおかげ【担当医】I先生編

 3か月後の検診【11月】

先生ありがとうございました。

なんとかここまで

辿りつくことができました~~。

これも先生のおかげです。

先生の励ましがあって

ここまでたどり着くことが

できました~~~~(涙)

 

―――そうでしょう。

僕のおかげでしょう(笑)。

そうでしょう。

 

______

(やられた、やられた、

これがI先生だった)

おっしゃる通りです。

先生のおかげです。

 

 

病院の看護師さんが言っていたけど、

I先生の患者さんはみんな明るい!!

 

いや明るいのではなくて、

先生がそういう方なのです(笑)。

 

ユーモアの天才ですよね。

どんな局面でも笑い返し。

本当、この先なにが起こっても、

きっと立ち向かえそうです。

 

先生、

この先も何卒よろしくお願いいたします。

 

先生との出会いに感謝。

長い道のりだからこそ、

遠い親戚よりも親密に。

家族よりも疎遠に。

この距離感が大切だなぁと思う。

という話。

 

 

 

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89.監視血液検査とレントゲン

3か月ごとの経過観察になる。

3か月ごとの検診は何をする?というと、

血液検査とレントゲン。

 

血液検査での数値観察と、

胸に入れたシリコンの状態の観察。

 

胸で割れたりしてないかのチェックらしい。

 

1週間後に結果を聞きに行って、

異常がなければ、

「異常なし」をいただきました~となる。

 

3カ月ごとだから、

春夏秋冬かあ。

季節を感じながら、一歩ずつ。

 

この監視血液検査と呼んだのは、

この時代、どんな病気でも、

血液の結果から判定できるらしい。

 

胃のピロリ菌の時も、

血液だけで「いる」ってわかったんだから…。

 

だから、乳癌以外の奴も、

1回の血液検査で

分かるはずだとにらんでいる。

 

貴重なこの1回で

他の血液検査もできるはずだけど…。

 

検査費が高いんだろうな。

料金表とか、オプションであればいいですね。

 

 

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88.歯ぎしりで奥歯の詰め物が…

夜なにかと闘っているのだ。

暗~い中で。

再発の不安が消えたわけではないし、

放射線治療の選択肢を

選ばなかったということもある。

 

わかっていることだけど。

 

すべてのことに万全はないけど。

 

傷がうずいたりすると寝付けなかったり、

不安と闘っているらしい。

 

もちろん、心が弱くなっているときには、

眠ることもできずに、

睡眠不足にもなってしまうけど…。

 

朝起きて、あごが痛い。

あごの関節が固い。

すごい力で歯ぎしりをしているらしい。

 

歯を磨くと、奥歯に違和感。

一番奥の歯のかぶせがなくなっている~~。

しかも詰め物の痕跡がない。

飲み込んだ?

 

うそ~早くしないと、

虫歯になっちゃうよ~~~。

今度は、歯医者さんに行く羽目に…。

 

―――予約は只今いっぱいで

一週間先になります。

 

そううまくはいかないよね、

念入りに歯を磨こう!!

 

 

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87.経過観察

すべての『癌』の管理は

できないのですね ><

 

もうやることがなくなったら、

経過観察に入る。

2か月分のお薬をいただいて、

2か月後に採血・レントゲンにて、

悪さをしていないかを見張る、

再発の経過の監視期間とでも言おうか。

 

完治がない以上、

執行猶予期間を抜けることはないから、

経過観察となる。

 

先生は、再発に目を向けてくれているのだが、

これは乳癌の再発に限るらしい。

乳癌から派生して転移した癌も、

どこに転移しても乳癌というらしい。

だから、乳癌の経過観察検査で

飛び火したものもわかると思っていたのだが、

これは自分で検診を受けなければ

見つからないというわけだ。

結論:健康診断はこまめに自分で受けること。

だれも見つけてくれないのだから…って。

 

 

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86.金髪に染めて、ロッカーになる!!①

人生2度とやりたくない

抗癌剤治療を抜けて、

なにをトチ狂ったか。

 

ようやく4カ月が経ったぐらいから、

ヅラのある今がチャンスとばかりに、

金髪の暴挙に出た!! 

 

松ちゃんの髪形にする!!

所ジョージかも。

金髪もいいけど、

シルバーもいいかなあ、

レッドもいいねえ…、

紫~~~~は、

選択肢にないな。

 

どうよ、どうよと家族を巻き込んで、

金髪ということに決めて、

染めました!!

1年ぶりに美容院に行って、

(誰も知らないところで、いきなり)

ヅラを脱ぎ捨て、

一番明るい金髪に染めて~~~~。

 

※松ちゃんや所さんは、

ブリーチしてから、

金髪に染めなおしているそうで、

1回や2回ではあの色味にはならないそう

(まったく知らなかった) 。

とはいえ、

若干地肌にしみるかと心配しましたが、

問題なく、なんなくやり遂げました。

 

※でも、今後きれいな髪を維持したい方は、マネしないでくださいね。

 

せっかく生えてきた髪を、

いじめてしまったという

懺悔の思いもあります。

 

その結果、家族に「黄色いどんぐり」と

呼ばれる羽目になりましたが、

 

気分はロッカー。

革ジャン買っちゃうよ~~、

ロンドンブーツ買っちゃうよって(古いか)。

 

つかの間、はしゃぎまくっております。

そして、何食わぬ顔で、

ヅラ出社をしておりますので、

気分は…2重人格ですわ。

おばちゃん&ロッカー! 

50歳を過ぎて、

金髪って、攻めてない~~~~?。

うふふ。

 

 

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85.人生2度目の産毛

毛のサイクル 抜けるのは早いけど、

生えるのは遅い気がする件

 

ほんと毛の話に取り憑かれているんだけど…(笑)。

目に見えるし、

わかりやすいのがこれなんだよね~。

 

ついつい書きたくなっちゃうのだ。

 

小学生並みの思考だけどさ。

 

抗癌剤治療を終了してから、

1~2ヶ月すると、

徐々に生え始める。

 

が、髪の毛をカットするのとは違って、

新しいのが生えてくる感覚は、

味わった人しかわからないと思う。

赤ちゃんですら、生まれた時には、

ふさふさ生えているのだから、

毛の誕生の瞬間に立ち会えるのは、

同じ境遇の人だけの特典(じゃないけど?)だと思う。

一旦抜けた髪の再生は、

髪質にもよると思うが、

時間をかけてゆっくり、ゆるやかである。

よく1ヶ月に1cmと言われるが、

ベルベットのじゅうたんのように、

綿毛のように…極上の手触りで生えてくる。

 

これを洗うときは、最高の手触り。

まるで小学校5年生の野球少年の頭のごとき(勝手に妄想する限りですが、)

手触りなのです。

 

これに白髪が交ざらなければ、

すてきな高級ベルベットなのですが><。

残念、シロクロ混在のごま塩頭です。

 

でも、いとしいんだな、

1年ぶりの地毛って。

 

それと同時に、

全身脱毛状態も消え去り、

いらないんだよね~~ってところには、

ここぞとばかり、生えてくる。

コントロール不能orz

 

あれから、1年半後

ゴワゴワの髪に戻ってしまいましたー。

 

 

 

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84.まってろN先生!!

 ※3カ月の経過観察に向けた

ダイエット大作戦  

何度もうるさいんだけど、

私が、10kg以上体重増加したのは、

薬のせいとず~っと言い続けてきたのですが…

(本当は薬だけではないけど…)

本当のところは、是が非でも、

ダイエットしなければならない理由がある。

 

というのは術前に、

挿入シリコンを選択するときに、

最終体重目標を先生と相談する。

挿入するシリコンサイズ(cc)を決める。

大型犬ならぬ、

大型の私は、

サイズでいうとL。

 

元からシリコンサイズの

選択肢としての●●ccが大きい。

 

だからこれ以上大きいのを

入れてしまうと、重さや大きさで

肩こりやバランスに影響がでるらしいから、

先生が最終体重を想定して

決めることになるのだが、

その時の体重で攻防戦がある。

 

――― 標準体重として、●●Kg目標ね。

――― 先生、年齢と代謝を考えても、

    それははるか20年前の体重で、

                無理っぽいですよ~。

――― 健康のためにも、

            この体重が目標でしょう!!

――― あと4kg+でお願いします。

    そのスコアは出せる気がしません。

――― スコア挑戦しないと、

               左右のバランスが悪くなるよ~。

――― そんなぁ><

 

……余談ですが、

左右のサイズのバランスを

調整するのに、

バストスキャンをし、

現状のサイズを測っていく。

手を左右に開いて、仁王立ち。

 

レントゲン技師に、

スキャンガンを持って

サイズを測ってくれました。

というわけで、術後に、

半ば強制的なダイエット大作戦が

始まったのです。

 

生活環境の改善と、見た目の改善。

でまたTシャツを着れる日を目指して、

 

 

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