60.副作用の味覚障害:チャレンジ対策編①バカ食い編
味覚障害対策と、
吐き気に立ちむかう方法として、
口にできる、おいしく感じられる
食材探しの旅が始まった…。
前期のAC系では、
味覚障害を体験したのだが、
後期のTC系の治療に入ってからは、
口の中が、
真っ白になって、
コケのようなものが、
大量にはびこる。
さらに口のなかで出血。
対策として抗菌うがい薬と
舌に直接塗る軟膏をいただくが、
うがい薬はすっきりするものの、
軟膏はまず〜〜いのだ。
にもかかわらず、
私の食べるものへの執着は強く、
味がわからないけど、
味がわかるものはあるはず!と、
手当たり次第に、食べてみるという
バカ食いの旅が
始まったのである~~~。
以下、食べた順。
寿司=(酢飯だから、さっぱりしているから)まずい
二郎系ラーメン=(こってりで味わかるんじゃ?)わからない
コーヒーゼリー、パフェ=(喉ごしだけでも…味わいたい)
喉を通ることのみわかった
タイカレー=からい味だけわかった
ガパオ=なんとなく食べれた
(タイ料理2連チャン)
天津飯=あんかけがあついだけで、淡白な味
うなぎ=パサパサ。高いのにパサパサ味
ローストビーフ=肉のパサパサ
カレーうどん=うどんの喉ごしのみ
五目焼きそば=いろんな味もわからない
(もう、すでに手当たり次第の暴走食欲)
クレープ=(主食をあきらめて、デザート系に行くも)甘いのもわからん
そば=(さっぱりにも挑戦するが)味わからん
天丼=油感のみ。体にやばいと感じる
と、チャレンジするも
結局どれもが味が同じでわからない。
鬱になってくるな〜。
こんなに味がわからなくなるとはね。
薬の副作用とわかっているからいいものの、
味覚障害という病だったら、
精神的に耐えられるだろうか?と
真剣に思ってしまった。
五感って大切!と実感する。
こうなると、結果食べ物は、
高くても、
安くても、
味は同じなので、
投薬中は、
のどごし勝負と麺類を
食べていた。
だから、太ったんだな〜〜。
でも、野菜だけは、味がわからなくても
さっぱりしていて食べられたので、
きゅうりやトマトは大好きになりました。
野菜って偉大だな~~~~。
(これって!?つわりの時の感覚にも
似ている気がした)
味覚を奪われると、
鬱になっちゃうよねと実感した話。