美・乳癌(乳がん) ステージ2戦闘記 binyugan’s diary

乳癌と共に生きるってこと。考えてみたらこうなった

56.ファイナルアンサー 「むくみ」と「しびれ」、さてどっち?

究極の2択 ファイナルアンサー 

— 抗癌剤治療 後期への選択 

AC系が終わった所で、

先生から次のステージについての説明。

 

―次の抗癌剤の薬の説明をするね〜。

AとBとCがあるけど、

(先生はきちんと薬の名前をおっしゃいましたが省略)

Aは、3W×4回 副作用:むくみ

Bは、1W×12回 副作用:しびれ弱

Cは、3W×4回  副作用:しびれ強

の3つがあります。どうする?(的な感じ)

 

その次に、先生は言った。

(わかりやすく先生のお言葉を要約すると)

副作用の話だけどね。

   むくみとしびれどっちを選ぶ?

 

その選択以外はないんですよね〜〜〜〜。

先生‼        この場合、

それは、どれも選びたくない選択肢ですね。

何を基準に決めればいいですか?

 

そうだよね。

 副作用や回数もあるよね。

 

生はどうお考えでしょうか?

 

ーん〜〜〜〜。(ファイナルアンサー的な時間)

 

―しびれより、

むくみの方がいいのかな?(先生?)

では、Aでお願いします。

(こんな感じで決めていいのだろうか?)

 

―そうだね。いい選択だね。

(んじゃ、はよ言えって)

Cは、後発の薬だから、値段も高いし。

(それー早く言って。

それってトラップに

ひっかかりそうになる感じ?

なによりも値段は重要なこと

じゃないの?どっちもどっちでしょうが)

 

―(病理的には)

     Aがいい選択肢だと思います。

 

先生は何を待っていたのだろう〜。

初めから、Aでよかったんじゃ?

ただし、

細かい作業を生業としている場合は、

痺れはNG。

仕事に支障が出るからだ。

つまり、先生のファイナルアンサーは、

日常的な生活での支障度だったのだと思う。

 

 でも、

私の薬への理解度が低すぎて、

初めから、

選択されていたんではなかろうか?

 

まあ、どれも、

本当は選びたくない選択肢ではあったが、

むくみのTC系(ドタキセル

なった

 

Aの薬を選択後の先生との会話(続き)。

 

—(カタカタカタ PCにAを選択したと記入している)

ああ~~~。そういえば誕生日12月24日なんですね〜〜。

電子カルテに記入してあるのを、読んだだけ)

 

—そうなんです。

この歳になって、今更誕生日もなんですが、

24日って最悪ですよね。

(学生の頃は)学校も休みだし、クリスマスケーキか誕生日のケーキかわからないしね。

 

—うん、うん、わかるな〜。

(先生の)うちの父は、12月29日なんだよね。

  もっといやだよね。年末すぎて。忙しくて、ケーキすらもないよね。

 

ー そうですね、すでに、忙しすぎて、すっかり忘れさられてしまいそうですね。

 

ーまあ、24日は、29日よりもマシではあるか。ハハハハハ。

 

この会話を要約すると、

人間、自分よりも、

さらに悪い状況に直面すると、

まあ、大したことじゃないことにも、

私、まだ、なんとかなるんじゃない?

まだ、ましじゃない?

という心情に(勝手に)なるらしい。

 

結果「むくみ」を選択したという話。

 

 

binyugan.hatenablog.com