美・乳癌(乳がん) ステージ2戦闘記 binyugan’s diary

乳癌と共に生きるってこと。考えてみたらこうなった

48.副作用は個人差がある① 味覚障害

投薬の後の経過については、

AC系2回目以降の経過がよかったので

(とは言え、

体調にそれほど影響がないという程度)、

次回の診察は4Wごととなった。

 

体調の変化があったら、

すぐに知らせるということで、

しばらく、

通院間隔が長くなった。

毎週病院に行っていたので、

4週間後はちょっとうれしい。

 

そんななか、

私の一番の副作用がきた。

 

副作用は、

味覚障害だった。

味がわからない~~~~

ということ。

もしかして、

食べるの大好きな私への罰かしら。

食べることだけが楽しみなのに。

 

抗癌剤投薬後、

ほぼ3日目ぐらいから、

舌に苔が生えたようになって、

真っ白になる。

 

すると、

味がわからなくなってくるのだ。

 

何を食べても味がしな〜〜〜〜〜い。

 

例えると、

何を食べても消しゴム

を食べている感覚

(消しゴム食べたことはないけど><)。

 

また、咀嚼は

スポンジを噛む感覚にも似ている。

パンは最悪に

スポンジ感が増すのだ。

すかすか、パサパサの味がわからん。

 

次の通院時に、

先生に

「何を食べても、

スポンジのような味で、

噛みごたえだけを感じて、

味が全くわからないです」

と言ったところ、

 

「スポンジ食べたことあるの?」

 

「いや、ないけど(怒)、

消しゴムは噛んだことあるな。小学生の時」

 

なんかすり替わってない?話が。

 

「それ、味覚がわからなくなっているんだね。

 口内細菌が増えないように、

うがい薬出しておくね」

「ありがとうございます」てな具合。

 

先生とのヘンテコな掛け合いはさておき、

大好きな肉や、

ごはんは、

この感覚で味がわからない。

 

噛んでいる感覚と、

強い味だけは

なんとな〜〜くわかるので、

自然と濃い味が欲しくなる。

 

食欲は落ちていないから、

食べたい〜〜〜〜〜〜〜‼‼︎。

 

でも、

自分の知っている感覚とは

遠く離れた感覚で虚しくなる。

 

記憶だけを頼りに、

食すが、まずい

 

これで痩せられればいいのだが〜〜〜。

これが、

24日間中(3週間ごとの投薬だから)

20日間の味覚障害

 

投薬4日前ぐらいに味覚が戻って来るが、

戻った頃に、

次の投薬がやってくる。

 

投薬前日を

「最後の晩餐」

と呼んでいた。

(この晩餐を楽しみにしていたため、

体重増加の憂き目にあうのだが)

 

味覚障害がずーっと続くとしたら、

鬱になるな、と思ったくらい、

改めて五感って大事‼︎!

 

 

binyugan.hatenablog.com