20.さてさて、仕事はどうすんの?
(会社での告白)
話が、
前後してしまいましたが、
ズラ(=ウィッグ)よりも
大切な上司&
同僚への告白について。
仕事の内容は、
決まった時間に行くわけでもないのだが、
会社から請け負った仕事を、
会社のPCなどを使わせていただきながら、
完了させてギャラをいただくというもの。
1カ月のサイクルで動いているのだが…、
治療を続けるためには、
何度もご迷惑をおかけすることになる。
ちょうど
年間の契約更新の時期でもあったので、
このタイミングで相談をさせてもらった。
これからは、
体調不良の時もあるでしょうし。
治療で出社できないってことも
出てくるでしょうし、
職場の了承を得なければ、
治療を進めることはできないから ><。
まずは上司に相談した。
A嬢:(とてもえらい上司) に、
話をした。
直属の上司だが、
別室にて。
これまでの経緯を説明した。
最初の衝撃で、声にならない様子。
でも、さすが長です。
冷静に親身に相談にのってくれた。
実は、
この会社にお世話になってまだ2年弱。
これで、
一時お休みを宣告されても仕方がない。
そんな状況の中、
治療方針を説明し、
今後起こりうる可能性をお話した。
結果、さらなる上司とご相談。
持ち帰りとなった。
その後、
職場に「癌」を告白してから、
さまざまな反応をもらった。
反応は様々だった。
(総勢14名 女13名・男1名)
B嬢:(A嬢よりも、もっとえらい上司1)
佐々木健介でした><
心配しながら涙を浮かべ、
鬼の目に涙初めて見ました。
部をまとめるやさしいパパでした。
C嬢:(B嬢と同じくえらい上司2)
お友達の乳癌経験者の人が、
今は癌を克服して、
元気にテニスしてるって、
勇気づけてくれました。
D嬢:びっくりして泣いちゃったよ。
でも、暖かく応援してしてくれたよ。
一緒にがんばろうねって。
E嬢:(A嬢)長より先に告白した担当の上司。 冷静に受け止めてくれて
経験と豊富な知識で支えてくれた頭脳派。
いつもなにごとも、
笑いにかえてくれる強い心の持ち主です。
F 嬢:あまりに驚きすぎて、
すぐに検診を予約しちゃったよ。
自分のことのように、
びっくりさせてしまった。
G嬢:高校生の時にママの乳癌を
冷静に受け止めた経験の持ち主。
アドバイスをしてくれたね。
私の乳癌発覚と同じ時期に
めでたく懐妊したのに、
知らずにお祝いよりも先に
癌を告白しちゃって、ごめんね。
(女性の一生は、
アメージングと実感したよん)。
H嬢:びっくりしすぎて、冷静に。
I 嬢:え〜え〜
(急に告白されてもこうゆう時は、言葉にならないよね)。
J嬢:ま〜〜あ。
後日いろいろ調べて、メールくれましたね。
K嬢:‥‥‥。(ほとんどの人の反応です)
L嬢:‥‥‥。
M嬢:友人の話をしてくれて、
常に平常心。
安定の強さです。
S氏:えエえエ。はい。
(冷静すぎてわからない、業務報告)
結果、
これからの治療方針と共に
お話をさせていただいて&無事に
契約更新の回答をいただき…
抗癌剤治療&
仕事続行の運びとなった。
懐の深い職場&
皆様に感謝です。
仕事の内容にもよるし、
体調によっては計画的に
進まないこともあることを想定すると、
仕事を断念しなくてはならない人も
いると思います。
病気を宣告された人も、
治療費のこともあるし、
先の見えない道を進むのだから、
働きながら治療できる環境と、
そのための理解が
深まればいいなと思う。