19.セミオーダーズラの天下ワケ目の戦い
一週間後に、
セミオーダーMYズラ(=ウィッグ)が
出来上がった。
初ズラ(=ウィッグ)とはいえ、
本物には勝てないよね~。
見破られるかが、
一番心配な点だが、
精巧にできているとはいえ、
初ズラだから。
心配は尽きない。
被った姿は、
やはり地毛(自分の毛)には見えずに、
違和感がぬぐえない><
目も慣れないという感じ。
ですが、
スタイリングアドバイザーのIさん
(私が今回知り合った二人目のIさん。
こちらのIさんは、
最終カットを調整していただいた、
とてもセンスのいい方なのです)
が言うことには、
電車の座席に座っていても、
吊革につかまって
見下ろされても、
見破られないぐらい
の精度ですよーとな。
この表現は、
まさしく『象が踏んでも壊れな〜〜い』
の勢いで…
強く語られた
(※昭和じゃないとわからないよね、
この表現><)。
というので、
出来上がった
ズラ(=ウィッグ)の装着法を
マンツーマンで伝授され、
その場でlさんに見守られながら、
(指導されながら)
練習&れんしゅう。
「慣れれば慣れるほど、
早く装着できるように
なりますよ〜」って。
それもなんだかね〜え><。
一発装着っていう感じのこと??
ですが、
最後まで、
ズラ(=ウィッグ)にこだわった点は、
前髪を作るか、作らないか…。
前髪を作ると元に戻せない。
(カットするからね)
でも、前髪の分け目(生え際)の
不自然さが一番気になる…。
そこで、娘のひと言。
「(前髪が)あってもなくても、
そう変わらんな。
気にしすぎだよ。
そんなにママのこと、
だれも見てないよ」
はい、その通りですよね。
前髪を作るのは、
今後の楽しみにとっておくことにしました。
治療のことには、
こんなに
悩まなかったのに、
これは一番悩んだな。
天下ワケ目の戦い。
S社からの帰りは、
まだ治療前だけどさ、
練習のために、
ズラ(=ウィッグ)を装着して、
電車に乗って
帰宅してみました。
家に帰り着くまで、
ドキドキ・ハラハラ。
ズラ(=ウィッグ)って
落ちないのかしら…ん。
ずれていないかしら。
皆んなに見られているんじゃない
かしらん。
そうそうコントでよく、
ズラ(=ウィッグ)落としていたよね。
でも、
実生活では、
落としちゃ、
やばいでしょ。
これも、
アドバイザーIさんが、
やんわりと。
「そういったことはありませんよ
(そう言った報告もありません)。
風が吹いても、
ちょっとやそっとで
取れたりはしませんよ」
※この後、
台風の季節にも飛ばす、
自転車に乗っても、
飛ばず。
春一番にも耐えて、
挙句の果てには、
調子に乗ってオペ後に
ズラ(=ウィッグ)で駅伝に参加して、
走りました(ヅラランナー)。
詳しくは、また後で…。
このズラ(=ウィッグ)は優れモノで、
私の治療中の神(髪)=
救世主でした。
本当に疑ってごめんなさい。
それから、
ズラ(=ウィッグ)に
自分の目が慣れるまで
「ドウヨ、ドウヨ」と、
友達に写メを送りつけて、
感想をもらいましたが、
いい加減、
ウザがられておりました><