美・乳癌(乳がん) ステージ2戦闘記 binyugan’s diary

乳癌と共に生きるってこと。考えてみたらこうなった

18.毛けっけの話

続きで、

抜け毛キャッチアップキャップくん

(勝手に命名)

 

前にも話したけど、

最終的に、

S社に決める決め手となったのは、

抜け毛キャッチアップキャップくん

(勝手に命名)のサンプルが

ついていたこと (前出)。

 

それって、

何のことやらと思うかもしれないが、

抗癌剤治療を始めて約1カ月で、

髪の毛が抜けてくる。

 

先生に抜けない人はいるのか?と

聞いたことはあるが、

現在の薬ではほぼ100%抜けると、

あっさり言われて、

身もホロロ。

 

しかも、

パラパラパラパラと、

歩いているだけで

落ちるらしい。

 

らしいというのは、

ズラ(=ウィッグ)を

装着してしまっていたので、

パラパラ落ちる抜け毛よりも、

シャンプーの時のごっそりのほうが

多かったから、

髪の毛が抜ける実感としてはないのだが…。

 

この、歩いていても

パラパラと落ちる髪の毛を

キャッチアップするのが、

この抜け毛キャッチアップキャップくんだ。f:id:binyugan:20180103210100j:plain

 

言ってみればこれは、

給食のおねえさんが被るような

不織布でできた、

(ちょっとおしゃれなとは決して言えない)

茶色のキャップなのだ。

これが、

サンプルとしてついていたことで、

こうゆうのも使うんだ〜〜と

初めて知ることとなったが、

これが大変優れモノで、

休日でズラ(=ウィッグ)をつけない日

(=仕事ない日)には、

帽子の下に被っておくと、

髪の毛が床に散らばらない。

 

なんと、

寝ているときの寝返り中にも

髪の毛は抜けるから

油断がならないが、

これを被っていると、

髪の毛が枕に刺さらないのだ。

 

枕に刺さる毛って、

コロコロでも取りにくいでしょう。

 

ネット通販の「アマ●●」でも、

同じようなものを購入できるが、

知らなかったら大変だったかも。

意外と、

こうゆう話は病院では教えてくれない。

 

この、抜け毛キャッチアップキャップくん

(勝手に命名)ですが、

ズラ(=ウィッグ)と共に、

購入することとなる。

 

10枚入り1袋ですが、

これを最初いくつ購入しようかと

本気で悩んだ。

 

30枚?

40枚?

30日分?

40日分?と

頭で計算していたら、

一緒にズラ(=ウィッグ)を

選びについてきてくれた娘が、

あっけなく

「どんぐらい髪の毛あると思ってるの?

30日も抜けるほどないと思うよ」

そのとおり、

目からうろこ②

抜けたらいらない不用品。

 

まさしくそのとおりで、

30枚購入した私は、

10枚近く

まだ部屋の隅で

持て余しています(反省)。

 

なにに使えるのかしらん。

夕飯の準備?