⑦乳癌説明書は「母子手帳」のようなタイトルのない花柄「手帳」(あれから一週間後)
乳癌患者には、もれなく、この手帳のようなものをすぐさまくださる。
欲しいかといえば欲しくない類の表紙に文字のない花柄「手帳」。
ここには、宣告されてからの大まかな治療の流れが書いてある。
いわばガイダンスといったところか?
まずは、判定となるステージの説明。
先生から成績表のように伝えられる。
おおまかなクラス分けといったところか
(詳しくは、乳癌のHPにて確認してね)。
この手帳の説明に基づき、
先生にこれからの方針をお聞きする。
この時に、セカンドオピニオン(結果に納得がいかない時や、他の先生に診ていただきたい時も、一切の資料を開示して、別病院にて再検査を受けることができるのさぁ。)
を選択するか、否かも、同意書に記入する。
頭の中では、
「これから長い道のりだな~」と
説明を聞きながら、モヤモヤと思っていた。
治療はこの先、短くても1年。
きっと、それ以上になるんだろうな~~~、と覚悟。
1年以上通うことになるのだから、
雨の日や、猛暑の日、風の日、泣きたくなる日、
一喜一憂する日、いろいろな診断の結果を聞く日などもあるだろう。
週に何度もお世話になるかもしれないのなら、
近くで精神的な負担が少なく、
ちょっと買い物程度の気軽さで通えて、
設備が整っているところ。
さらに、待ち時間が少ないところがいい~~~~。
病院っているだけで、なんとなく気持ちが沈みがちになるものね。
セカンドオピニオンの選択肢もあるのだから、
自分の要望にあった病院で治療を受ける、患者側の権利。
自分にあった先生の選択の権利があるっていいよね。
本日の診察料:¥12480円(クロ判定で追加)