美・乳癌(乳がん) ステージ2戦闘記 binyugan’s diary

乳癌と共に生きるってこと。考えてみたらこうなった

83.放射線治療という選択

ようやく、

オペで、

やばい「癌」は取り去ったが、

取り去った後の選択肢がまたやってくる。

 

選択肢=あなた次第ということでもある。

 

もし選択しても、

そうでなくても、

あなたが選んだ道ということだ。

 

あたりまえのことだけど、

取り去った後の治療については、

統計学的&確率論のようだ。

 

全摘手術後の私の選択肢は、

放射線治療をするかしないか。

 

放射線治療については、

以下のような記述がある。

同じことを先生にうかがった。

 

乳房の腫瘍の部分切除だけでは、将来的に局所再発が20-30%程度に生じると言われています。部分切除後に放射線治療を行うことにより、局所再発を2-3%程度に抑えることができ、乳房をすべて切除した場合とほぼ同じ効果を得ることができます。ただし、放射線はあてたところ以外には効果はありませんので、転移などを抑制することはできません。月曜日から金曜日までの週5回、合計25回照射します。

http://www.med.fukuoka-u.ac.jp/radiolog/radiotherapy/breast.html

今回のメタ分析では照射線量や照射野の検討などはなされていないが、PMRTについては最近、それらについてより詳細に検討したメタ分析*があった。Gebskiらによると乳切後、適切な照射野(胸壁+腋窩+鎖骨上窩±胸骨傍リンパ節)に適切な線量(40-60Gy相当)を照射したときだけ5年全生存率でみて2.9%の絶対差がみられ、有意差が確認できたとしている。

※乳癌データより抜粋

 

要約してみると、

局所(部分切除)に

放射線を当てた場合の

5年生存率は2.9%UPしています      です。

 

これを、どうとらえるか?

 

私的に読み解いてみると、

部分切除の場合

(※全摘の確率ではない。私は全摘)に限り、

リンパ節をたどって散った

(勝手な想像ですが、

たんぽぽの胞子のように転移した)ものには、

放射線照射は対応できない。

毎週5回の25回照射 

(※人によっては、軽いやけどのような皮膚への炎症もある?)

 

 

私が、この選択肢を選ばなかった。

なぜか?

 

25回照射した時に、

受けるダメージ(皮膚弱いんです)と

25回の連続照射に

抵抗があったから。

まわりの友人たちにも選択肢として、

何度も聞いた。

わずかな可能性があるなら

受けるという人も。

 

家族にも相談した。

が、

結果、

私は放射線治療の選択肢は選ばなかった。

 

選ばないを、選んだ。

 

もちろん、

再発の可能性は残されているのだけれど、

その時は、

その時として

受け止めようと自分で決めた。

 

 

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