美・乳癌(乳がん) ステージ2戦闘記 binyugan’s diary

乳癌と共に生きるってこと。考えてみたらこうなった

49.抗癌剤療法室のCHICHI君

3Wごとにお世話になる

化学療法室の

殺伐としたクリーンな治療室には、

美人看護師のKさんと

ピンクのブタのぬいぐるみがいる。

 

治療室に先住してから

長いらしい。

彼の持ち主は、

美人のKさんだ。

 

彼(ブタ君)の仕事は、

患者さんの点滴針を指す

腕の高さの調整係。

重大な役割を持つている。

 

エコノミークラスの

リクライニングシートは

背もたれの調整はできても、

腕の調整はできないので、

注射針が腕にフィットするように、

肘あてと腕の間に入り、

患者さんが投薬中に、

やわらかい肌触りで

心地よいひと時を過ごせるよう、

身を粉にして奉仕してくれているのだ。

 

ブタ君に課せられた使命は意外と重い。

 

約2時間の投薬の間、

針位置がずれないように

キープしてくれる。

 

だから、日によっては、

ブタ君の取り合いとなる。

 

その相棒として、投入したのが、

ビーグル犬のCHICHI君です。

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実は、

私の投薬用の相棒として、

治療室に携行したのですが、

通院患者の人数に対して、

ブタ君一匹だけでは、

荷が重いかもと…

 

縁があって同じ病院に通っている

皆さんの役にも立ったらいいなと、

CHICHI君を住人として

残すことにしました。

 

ブタ君よりも、

フィット感が増しております。

愛を込めて、

補助犬のように可愛がってもらえるように、

お手製の首輪も作って、

名前も首輪に入れました。

是非、かわいがってください!!

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後日、先生にCHICHI君の報告をしたら…

――それ、いいね~~~。

  でも、あっという間に、

  血まみれになるんじゃない!?

 (んも~、怒。怒)。

 そういう言い方って、ある? 

 

どんだけ血がでるの?

そっちのほうが怖いわ。

もう〜〜〜〜〜〜。

 

 

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