46.先生~~~~~。鼻水が…止まりません
先生〜〜〜〜〜〜〜。
―― 髪の毛・眉毛・鼻毛がなくなりました~
(当たり前のことですが、先生に報告と思い)
鼻毛がなくなっちゃったので、
鼻水がストレートに流れでて、
止まらない(とどまるところがない)んです(笑)という話。
髪の毛だけじゃなく、
あらゆる全身の毛がなくなるから、
ちょっとした全身脱毛状態。
これは、
眉毛、まつげ以外なら
大歓迎なんだけどねえ〜〜。
先生との会話 (会話の続き)
―― あ~~それ僕もあるよ。
―― え?(゜_゜)
(先生はがん経験者じゃないよね。)
―― 鼻の中で、鼻血だ~~~って思ったら、
鼻水だったって。
よくあるけど、びっくりするよね。
―― いえ、私のは鼻毛がなくなって、
鼻水が止まらないという話で…。
まあいいか?
――(本題)髪の毛は全部抜けなくて、
残っているんです。
(この時、私はズラを被った状態で
受診している)
―― そうね『焼野原』でしょう。
―― そ、そうです
(怒。デリカシーのなさは周知の事実で すが…)。
まあ、先生のいうところの
『焼野原』ですが、
なにか?
瀬戸内寂聴先生のように、
きれいに剃ってはいかがかと…。
―― それは、やめて!!ください。
だめですよ!!
(ここはきっぱりダメなんだ)
―― なんで?
―― 皮膚も弱くなっているから、
カミソリとか当てるのは
やめてください!!
―― じゃ~。『焼野原』のままでってことで すか?(嫌だな〜〜)
―― はい『焼野原』のままで。
―― ん~~~~~~。 おばさんだけど、
女子に焼野原なんていいかた、どうよ。
ちょっと、ちょっと。
参考資料:
(※想像図、「蓮池図(れんちず)」伊藤若冲作 家政2年(1790)大阪・西福寺)