16.ハイブランドおされズラ
※愛情をこめて、
ここではズラ(=ウィッグ)と
言わせていただきます。
抗癌剤治療から始めることとなった時、
頭に真っ先に浮かんだのは
「髪の毛がぬけるから、
ズラ(=ウィッグ)を
用意せねば…」
どうしようか~~~~。
仕事しながら治療するのだし、
脱毛してから元に戻るまでは、
大体1年半がサイクルというので、
この間の絶対必需品。
コスプレじゃないから、
きちんとしたものを…
と、漠然と思った。
先日の化学療法室見学会の時、
すでにたくさんのズラ(=ウィッグ)の
パンフレットがおいてあった。
どれも、
女性の不安を解消するべく、
完全予約制の素敵なところばっかりだった。
このたくさんのパンフレットの中から、
私はS社を選んだ。
決め手は、
懇切丁寧にズラ(=ウィッグ)購入の流れと
個別対応の説明がなされていたこと。
それと、
サンプル
(※抜け毛キャッチアップキャップくん)が
ついていたからだ。
サンプルというなかれ、
初めて見た時には、
何に使うかもわからない
しろものだったのだが、
この?が、
なにに使うのか教えてくれそう~~となった。
あとは、
まずは1件目ということで訪れて、
そのまま決めてしまった。
だから、
予約を入れて、
治療方針から2日後には、
ズラ(=ウィッグ)選択の鏡の前にいた。
電光石火とはこのことだ‼︎
さすがに、
一人ではズラ(=ウィッグ)を
選べないと思ったので、
娘に同行をお願いして出かけた。
なぜそんなに早く用意したかというと、
脱毛が始まる前から、
ズラ(=ウィッグ)を着用して、
「あれー髪形変えたの?」という体で、
知らない間に髪形変えた的に、
仕事に臨みたかったから。
さすがに、
一人ではズラを選べないと思ったので、
娘に同行をお願いして出かけた。
ウィッグはセミオーダーでも
最低1週間かかるから、
治療前に早めに準備を
しておきたかったのだ。
だから、
抗癌剤治療を始める1週間前には、
すでにズラ(=ウィッグ)着用完了!
このズラプライスは、
かなり中くらいのプライスの
●●ヴィトンのバッグ1個分程度。
これを、
1年半利用し続けて、
また、歳を重ねた時に、
髪の毛が薄くなってからも使おうと
自分に言いきかせ
まさに清水の舞台から~~~
飛び降りました(@_@;)
さらに、
地毛の白髪染めなし&カット代なしと考えて、
安い買い物と言い聞かせたのであった…。
とはいえ、
この高級ハイブランド・ウィッグが
なければ仕事はできませんでした。
ぜひ、
保険適用(医療費控除じゃなく)を
強く希望します‼
働きながら治療をするなら、必需品です。