⑨パパ(ダンナ)にLINE
3重苦帰りの会計待ちの時、
あ~パパ(ダンナ)にLINEしなくちゃって、
ここまで、怒涛の連打で流されてきて
ようやく思い出した。
今日、判定がでることは知っていたけど、
どうなったかを心配しているだろうから
会って話をする前に、
LINE で伝えておいたほうがいいもんね~。
以下、LINEの画面
「クロ判定だって」
「マジで!しっかり調べてもらって、
絶対に治そうね」
この一言で、勇気をもらった。
これ以上でもなく、
これ以下でもない。
シンプルで好き。
この日は金曜日、
これから午後の仕事もあるので、
LINE後にそのまま出社。
うまく仕事できるかな~。
でも、家で悶々としているのもいやだし、
仕事に紛れていたほうが、
気持ち的には落ち込まなくていいなあと
思って、仕事場に向かう。
今日この日まで、
タバコを●十年嗜好してきたけど、
病院のゴミ箱に捨てて、
禁煙した。
「タバコはやめてね~」って先生。
タバコの代償は大きかったけど、
不思議とこの日から全く吸わなくなった。
涙はなかったけど、
景色が変わった…。
仕事に向かう道すがら、
こうやって日常の仕事に
向かうことで、
衝撃を緩和してくれるんだな~と
しみじみ思った。
いつもの平穏な日常の中での、
心の支えの一つに仕事があって、
家事があって、
いつもは、イヤだな~って思うことでも、
やるべきことがあることを嬉しく思う。
すべての事実を受け止めて、
治療を淡々と進めてくためのは、
癌一色に染まらない生活が
必要だとつくづく実感する。
仕事があって、
治療ができるありがたさ、
精神的なバランスをとっていくことにも
効果的である。
職場に、
家族に、
そして先生に感謝。